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コラムロック 操作手順

1.玉掛操作

1-1. ストッパープレートの黄色の操作ロープを、引張るとストッパープレートが引上げられ、セットピンがフリーの状態になります。
1-2. セットピンの青色の操作ロープを引張り、セットピンを横移動させ、吊りピースをコラムロックの開口部へ通します。
吊りピースの穴にセットピンが、貫通する事を目視で確認後、セットピンの操作ボルトを固定スプリング内に、「カチッ」と音がするまで押込みます。
1-3. ストッパープレートの凹面とセットピンの凸面が、ロック状態になっているか目視で再確認します。
23により二重ロック機構が、セットされました。 
 
警告マーク(三角) 注 意
セットピンをセットしたあと操作ロープを引張ると、ロックが解除する恐れがあり、大変危険な状態になりますのでしないでください。
ロック状態を再確認のうえ鉄骨建方作業をしてください。

2.吊り上げ操作

2-1. 1つの鉄骨柱に対し、必ず2丁のコラムロックを使用しバランス良く吊り上げてください。
鉄骨柱をバランス良く吊り上げる為に、クレーンフックの先にチェーンエコライザーを使用されると一層効果的です。

3.玉掛け外し操作

3-1. クレーンを少したるませ、無負荷の状態を確認し、コラムロックの黄色の操作ロープを引っ張った状態で青色の操作ロープを引っ張ります。
青色の操作ロープを引く際、セットピンの操作ボルトが固定スプリングに保持されているため、多少強めに引いて玉掛けを外して下さい。

危険性が高い作業

従来の方法
作業員: 2~3
 
従来の方法は鉄骨柱の最上部まで登ってシャックル等の玉掛けを外していたために、危険な作業を強いられ、時間のロス・墜落事故等、災害の発生する危険性が高いといわれています。

危険性が低い作業

遠隔操作方法のコラムロック
作業員:
 
コラムロックの「玉掛け外し」は遠隔操作方式ですので常に安全な位置から短時間で作業出来ます。
( 操作用ワイヤは  ton10m、  5ton以上は16m 
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